問48以下では、罪の報いについて語られています。罪ゆえに神の罰が下されると考えられますが、そうではありません。罪の結果、人は神との交わり、人との交わりを失い孤独に陥ります。それが罪の報いであり、罪ゆえの自ずの結果です。罪は、孤独という罰をその中に含んでいるのです。
神が罰してくださるとすれば、それは相手にされていることであり望みがあるのです。罪に望みはありません。そんな救い無き者の救いが、主イエス・キリストによってなされたのです。