《教理一口メモ》(69)
問142では、「聖餐にあずかれるのは、だれですか」と問います。答えは、「信仰を告白し洗礼を受けた人々です…」です。
聖餐をキリスト再臨の日のキリストとの婚宴の先取りというのです。婚宴聖餐は、愛餐(人と人との親しい交わり)ではありません。聖餐に与ることで、主キリストの十字架に罪贖われていることを想起し、主の血潮により永遠の命に生きる神の民とされていることを想起するのですから、それはまさに十字架と復活を信じる信仰の出来事にほかなりませんので、「信仰を告白し洗礼を受けた人々」が受けると定めているのです。