ヨセフは兄たちが素性を正直に語る事で,父が健在である事、自分には弟がいる事を知ります。ヨセフは言っている事が本当かどうか末の弟を連れてきて証明せよと命じ、シメオンを捕えて他の者たちには穀物を持たせて帰します。兄たちは、疑惑をかけられ末の弟を連れて来るようにと言われた事で、弟ヨセフの事で罰を受けているのだと感じます。偽りはトラウマとなって心に残ります。しかしその奥に、救いなる神の力が働いているのです。