神はヨセフのゆえにポティファルの家を祝福され、祝福は財産にまでおよびました。その上、「ヨセフは顔も美しく、体つきも優れて」いました。申し分ないように思いますが、そこに災いがふりかかります。主人の妻が、ヨセフに目を注ぎ「わたしの床に入りなさい」と誘うのです。人は、容姿・才覚に惹かれます。大切なのは、人に目を注ぐのではなく、神へと目を注ぐことです。そこに人の真実が見えてきます。