カナンの地も飢饉に見舞われ、ヤコブは、いら立ち「どうしてお前たちは顔を見合わせてばかりいるのだ」と息子たちに言い,更にエジプトに行って穀物を買ってくるようにと命じるのです。しかし「何か不幸なことが起こらないように」と末っ子は同行させませんでした。明らかにヨセフを失ったことを引きづっています。父の行動に、10人の息子たちはかっての悪夢を思い起こされます。人は、過去に囚われて生きています。囚われから解放してくださるのはただ神だけです。