1517年10月31日(諸聖徒の日前夜)、ルターによるヴィツテンベルグの城教会城門に95ヶ条の提題掲示をもって宗教改革記念日が祝われるようになって、今年で500年になります。教会として特に事業をいたしませんでしたが、ルターの宗教改革の原点はと言いますと、イエス・キリストによって義とされるということです。罪に怯えるルターは、キリストを裁き主と思い、恐怖の日々を過ごし、救いに至るためにと修練に励みましたが、かえって苦しむばかり。聖書を深く読み、信仰義認を発見いたしました。改めてみ言葉に聴き、「罪の身」がキリストの「いさお」により義とされている恵みを覚えたいと思います(讃美歌199番)