「スピード感をもって」との言葉をよく耳にする。それでいてことが速やかに行われているか、といえばとてもそうとは思えない。「やっている感」を演出したいだけと思わずにはいられない。確たる数値に基づく現状把握(真実)がなければ、速やかな対応ができようはずもない。神(真実)を畏敬しない世界は「やっている感」(見た目の対応)が大切にされるのだろう。神なくば真なしである。