今日、10月31日は、宗教改革記念日です。ルターがヴィテンベルク城教会の扉に、95カ条提言を張り出したことを記念してのことです。
ルターの宗教改革は、神の義の発見と言えます。ルターは終末の裁きに脅え救いを求めて修練に励みますが、かえって苦しみが増すばかり。そんなルターが、ロマ書の研究を通して神の義を発見したのです。
人に義はなく、ただ神のみ義、その義なる神によって義とされることが救いと知ったのです。神は御子を救い主としてお送りくださり、人の罪を贖って義としてくださいます。ですから、主イエス・キリストを信じることで人は義とされ、救われるのです。それが、プロテスタント教会の神髄である信仰義認です。