2019秋の伝道コンサート

朝からの雨模様にも拘らず、11月23日午後2時より松沢教会恒例の「秋の伝道コンサート」が、今年も多くのお客様をお迎えして開催されました。今回もクラシック演奏家によるキリスト教伝道集団「ユーオーディア」所属アーティストのお二人をお迎えしてのヴァイオリンとピアノの二重奏(デュオ・リサイタル)。ヴァイオリンの蜷川いづみさんと菅野万利子さんのピアノ伴奏による「ツィゴイネルワイゼン」「G線上のアリア」、キリスト教信仰に関わる現代作家マロットの「主の祈り」も加えた現代に至る名曲の数々。加えて菅野万利子さんによるピアノ独奏によるリストの「愛の夢」、ショパンの「幻想即興曲」という豪華プログラムでお二人の妙技に陶酔のひと時を過ごしました。更に大きな感銘を与えられたのはお二人の人生と信仰の関わりをお話頂いた「お証」で、蜷川さんのヴァイオリン演奏の奥義を求める中で出会ったイエス・キリスト信仰と芸術との関わり、菅野万利子さんの蜷川さんとの協演で得たキリスト者としての認識の素晴らしさは会場に「信仰の喜び」を満ち溢れさせました。今回も多くの子供さん方が、お見えになり、蜷川さんの楽しいヴァイオリン基礎知識のお話しも大好評。蜷川さん奏するヴァイオリン、1745年製作の名器「グァルネリ」の音色に酔いしれた時の経つのも忘れるほどの1時間30分余り。コンサート最後には「アメイジング・グレイス」の別名でお馴染の讃美歌第2編167番を全員で合唱し、音楽を通じての信仰の喜びに包まれた素晴らしい晩秋の午後となりました。