【受難節(四旬節・レント)】

 イエス・キリストは、この世のすべての人の苦しみを負って十字架の上で死なれ、3日目に復活されました。この復活された日を記念する日が復活祭(イースター)です。教会では、復活祭の46日前を「灰の水曜日」と呼び、この日から日曜日を除いた復活祭までの40日間を「受難節(四旬節・レント)」と呼びます。この期間は、イエス様が私たちを救うために十字架につけられた御受難を思い起こしながら祈り過ごします。復活祭の3日前の木曜日は「洗足の木曜日」と呼びます。この日は、イエス様が十字架におかかりになる前の晩に弟子たちと共に最後の晩餐をお取りになり、弟子たちの足を洗ってくださったことを記念する日です。そして金曜日は、イエス様が十字架で死なれた「受難日」です。イエス様の御苦しみを思い、祈りながら過ごします。