メダカの眠る睡蓮鉢に薄氷が張る朝もあります。日差しがあっても風の冷たさは相変わらず。葉を落とした木々もまだ寒々しい。そんな中、散歩しながら枝だけとなっている寒々しい街路樹や庭木を眺めました。するとその形が柔らかくなっているのに気がつきます。輪郭がぼやけていると言ってもよいでしょうか。その日はもやがかかっていたわけではありません。近眼のせい?とも思いましたが、建物などはくっきりとしています。近くに寄ってよくよく見ると、まだまだ小さいのですけれども、つぼみがついています。枝々にたくさんのつぼみが。これが木々を柔らかく見せていたのだとひとりごちる。一足先に春のやわらかさに触れた心地しました。まだ遠い春だと思ってたけど、その足音がそこかしこに聞こえてくるこの頃です。今週も神さまの祝福と恵みのうちに温かくお過ごしください。