再放送されていた五〇年前のロボットアニメを娘と眺めました。僕はリアルタイムで見ていたはずなのですが、だいぶ思い出補正がなされていることを知りました。記憶をたぐり寄せながら主題歌を口ずさむ僕のかたわらで、娘もまた今時のアニメの絵柄と違う異文化体験をしました。無茶な展開はあるもののお話しもしっかりしていると評してみたり、セルの枚数を減らすためにこの時代はロボットアニメが流行ったのではないかという娘の考察になるほどと膝をたたく。時代を超えて同じものを共有できた満足感を覚えたひとときでした。牧師としては、共有する喜びなら信仰の話で盛り上がれたらと思いますが、そういう話題は避けたいお年頃。そんな日が来ることを願いつつ、皆さんの今週の歩みにも神さまの祝福と導きを祈ります。