鳥のさえずり、カラスの鳴く声に降り続いた雨が止んだことを知る朝。雨上がりの澄んだ空気の中、色づく花は朝日に照らされた水滴で飾られ、雑草も勢いを増し伸びている。ミミズは喜んで這い出てきていますし、何より散歩する人の姿がわらわらと。僕もその中の一人なのですが。
イエスさまのご復活の朝はこの朝のように雨があがったのをイメージしてきました。彼の地の気候は違うでしょうに。それはイエスさまのお墓に駆けつけた婦人たちの涙を思うから。そしてご復活のイエスさまと出会った明るさを聞くがゆえです。
松沢教会の交わりの中で、牧野めぐみさん、小川涉三さんが天に召されました。愛する者を送る悲しみと寂しさを本当にいやしてくださるのはよみがえられたイエスさま。その慰めを思いつつ朝の空気を胸いっぱい吸い込みました。