弟に誘われて豊洲にあるライブハウスに行ってきました。僕もよく知っているバンドのライブ。落雷のただ中に放り出されたような轟音、爆音のなかでみぞおちにパンチを食らい続けるようでした。大きな音に包まれて体全身がビリビリ震えます。体を揺らし、飛び跳ね、拳をあげる二時間半。名前も知らない三千人の皆さんと一緒に声を上げる一体感。終演後も耳がキーンと鳴り続けるこういう場に、僕の弟もそうですが、生きているを実感する人がこんなにもいることを改めて思うのでた。  僕も一緒に声をあげながら、一方で冷めた部分がありました。教会はもっと確かな生きているを伝えているのに、と。とはいえ負けたとも思っていません。爆音を奏でずとも、イエスさまの福音のほうがもっとダイナミックに僕の心を、命そのものを震わせているのですから。