僕宛の手紙が届きました。東京での新しい生活を案じて、知人が送ってくれたものでした。
宛名の文字を見てすぐに僕のことを気にかけてくれるあの人から送られたものだと分かりました。手紙に綴られた文章を読む前に、宛名の筆跡を見ただけでその人の顔が思い出されました。かつて交わしたその人との会話とか、一緒にいたときに漂っていた花の香りまでよみがえってくる。文字を眺めているだけなのに、懐かしくも温かい心地がするから不思議です。
礼拝に聞く聖書の言葉もただ字面を眺めているだけではありません。イエスさまと一緒にあったあの日あのときの思い出と共に。悲しみの中でみ言葉に慰めを聞いた出来事が今日のあなたを支えます。今週も神さまの祝福と恵みの日々をお過ごしください。