額にメガネをずらしてスマホを眺めていたら「おじいちゃんそっくり」とのたまう娘。そうかなぁと思いつつ、大学生のころを思い出しました。
当時出席してた教会に、父が訪れたとき教会の方からお兄さんが来てたねと言われたのでした。父が若く見えたのか、僕が老けてたのか。多分、後者だと思い当たる節がある。大学に入る前、浪人していたある朝のこと。顔を洗おうと鏡をのぞき込むと見知らぬ人相の悪いくたびれたおじさんがいました。それが僕の顔だと認識するのに数秒。自分の顔なのにだれだかわからなかった不思議な体験でした。
教会ではお互いの顔にイエスさまを見るなどといいます。僕の場合ド近眼ゆえに自分の顔もよく見えません。口の周りに歯磨き粉なんかつけてましたらご愛敬。でもそんなイエスさまは嬉しくありませんが。