雨上がりの夕方、出先で大きな虹が架かっているのを見ました。東から西にかけてしっかりアーチを描いて、これこそまさに定番の虹という形でした。子どもがクレヨンで描くようなあれです。
虹を眺め立ち止まっていたら、長靴を履いた小学生二人がしゃべってるのが耳に入ってきました。「ゴールデンウィーク何したい」という話題のようです。一人が「うちは家族とお出かけする」と言うのに答えてもう一人「家でゆっくりしたいなぁ」としみじみと口にするのでした。そういうのは君のお父さんやお母さんの言葉じゃないのか、と思わず心のなかでつぶやいてしまいました。遊びに行きたいというようなのが子どもだと決めてかかっている僕の視野の狭さを知るところとなりました。「ゆっくり休めるといいね」と虹を眺めながらその小学生に心で語りかけた夕方でした。