この夏、初めての体験。日傘をさしてみました。連日、真っ赤っかな熱中症警戒アラートが発令されても仕事のため外に出ないわけにもいきません。カンカン照りのなか二十分ほど歩いたらクラクラして汗もひかず、軽度の熱中症かもしれないと心配になりました。帽子を被る以上に日傘の方が暑さ対策になることを聞き、それなら手にしてみようと日傘デビュー。
日傘を開いてみて実際に涼しさを体感。気温そのものは変わらないし、路面の照り返しもきつい。でも直射日光を防ぐだけで体感的にはこんなに温度が下がるのだと感心。日傘は炎天下に日陰を造り出す神さまの創造行為だと感動。その日陰を持ち歩けるのですからなんと言うことでしょう。
日傘を開いただけの小さな話。でも生まれてこの方経験したことのなかった大きな出来事と大げさにも思うのでした。