「日に日に世界が悪くなる」「気のせいか」「そうじゃない」。朝の連続テレビドラマ小説「ばけばけ」の主題歌の歌い出し。フォークロア調の曲にのってその歌詞は穏やかではありません。続きでは「野垂れ死ぬかもしれないね」という歌詞まで歌われます。歌っているハンバートハンバートの二人の作る曲はウイットに富んだ曲が多く、以前から親しんできました。「健康のためなら死んでもいい」なんて言葉も軽やかに歌っています。世相を諷刺する曲も多いので、二人の曲が朝から流れてきたときにはちょっと驚き。そして案の定、ぎくりとするような歌詞を朝から届けてくれるではないですか。この歌詞を聞きながら違和感を覚えないのが今の時代の姿なのでしょう。でも聖書に聞けば「主の憐れみは決して尽きない。それは朝ごと(日に日に)に新たになる」(哀歌3.22-23)です。
